Re: シェーンベルク Vol. 2 
(新訳) 
室内交響曲第1番 
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モートン・フェルドマン生誕100年記念 



2026年11月14日(土)

ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川

Program A


モートン・フェルドマン生誕100年記念
~新ヴィーン楽派からフェルドマンへ〜



シェーンベルク(1874-1951):6つのピアノ小品, Op. 19(1911)
フェルドマン(1926-1987):中断3(1953)
ヴェーベルン(1883-1945):変奏曲, Op. 27(1935)
ヴォルペ(1902-1972):フォーム(1959)
河合珠江(ピアノ)


フェルドマン:中断6(1953)adapted by vibraphone
フェルドマン:デンマークの王様(1965)
芦田かんな(打楽器)
 

フェルドマン:マリの宮殿(1986)
河合珠江(ピアノ) 

Program B


Part A 夜の残響〜昨年の公演より

池内奏音:ミッドナイト・キョウト(2025/rev. 2026)
ケージ/池内奏音編:夜想曲(1947/2025)
シェーンベルク/池内奏音編:浄められた夜, Op. 4
(1899/2025/rev. 2026) 

芦田かんな(ヴィブラフォン)、河合珠江(ピアノ)




Part B (新訳)室内交響曲

シェーンベルク/池内奏音編:室内交響曲第1番, Op. 9
〜ヴィブラフォン、サクソフォン、ピアノのための(1906/2026)〜

芦田かんな(ヴィブラフォン)、福田彩乃(サクソフォン)、河合珠江(ピアノ)

本プロジェクトは、京都を拠点に活動する「CoRe KYOTO(以下、CoRe)」による、シェーンベルクの再評価と編曲による創造的な再構成を目的としたシリーズ・コンサート「Re: シェーンベルク」の第2弾である。2025年秋に始動した本シリーズは、2027年までの中長期的な展望を持ち、単発の演奏会に留まらず、継続的な創造と実践の場を構築する。
本プロジェクトは、作品の再演(Re-stage)、再考(Re-evaluate)、再構成(Re-image)を通じて新たな創造(Re-create)へと接続するCoReの理念に基づく。芸術監督、コンポーザー・イン・コラボレーション、パフォーマー・イン・コラボレーションが密に協働し、単なる作品演奏にとどまらず、企画(キュレーション)から演奏(パフォーマンス)への過程を共有する、新たな企画制作モデルによって成立する点に特徴がある。


CoRe KYOTO

CoReは、ある時代の「核(core)」と考えられる作品や作曲家に焦点を当て、企画制作者と演奏家・作曲家が協力し合い・助け合い(co-operate)ながら、共に企画を制作(co-produce)することを目指す音楽プロジェクトです。

また過去の作品を再演(re-stage)、再考(re-evaluate)、再構成(re-image)することで作品や作曲家に新しい息吹を与え、再創造(re-create)していくことを目指しています。

演奏者

河合 珠江 Tamae Kawai (Piano)

 

大阪府立夕陽丘高校音楽科、京都市立芸術大学音楽学部卒業。同大学院修士課程を最優秀で修了し、その後博士課程においてボヘミアの作曲家J.L.ドゥシークについて研究し、博士号を取得した。これまでにソロ・アルバム 3枚を含む9枚のCDをリリース。

2010年3月、ドゥシークの故郷であるチャースラフにて行われたドゥシーク生誕250年記念シンポジウムおよびマスタークラス(フォルテピアノ)に参加し、ソナタを演奏した。2012年6月ヤナーチェクの老いらくの恋を題材とした朗読とピアノによる音楽劇「君を待つーカミラとヤナーチェクー」や、同年12月、ドゥシーク、スメタナ、スラヴィツキーといったオール・チェコ・プログラムによるリサイタルを、いずれも京都芸術センターにおいて成功させた。2014年6月には、初めて自身が脚本を執筆した音楽劇「はつ恋 ―ヨゼフィーナとドヴォジャーク ペトロフが奏でる愛の詩―」を栗塚旭氏の朗読とともに上演した。

近年は近現代の作品に積極的に取り組み、「松平頼則&ドビュッシー練習曲全曲演奏会シリーズ」(2018-19)、「大澤壽人×パリ」(2018)、日本画の鑑賞を伴った「猪原大華とドビュッシー」(2022)「光の饗宴」(2023)、自然をテーマにした「モーニング・クラシック・コンサート」シリーズ(2022-25)、ピアノとヴィブラフォンで≪浄められた夜≫を再構築した「Re:シェーンベルク」(2025)、ヒンデミット「マリアの生涯」(2025)などのユニークな公演が好評をえた。2025年は、レストランキエフ(祇園)で行われたショパン・リサイタル、大阪・関西万博チェコ・パビリオンにおける演奏会はともに超満員の大盛況となった。また、チェコの作品に特化しYouTubeチャンネル「Czech Piano Music Channel」は、世界各国で視聴されている。

ソロだけではなく、近藤浩志氏(大阪フィル・チェロ首席奏者)との長年にわたるデュオ活動など、国内外の演奏家と共演を重ねている。演奏のみならず、雑誌や新聞への寄稿や大学等での指導など、活動は多岐にわたる。これまでにピアノを三宅恵理、故・安田宏子、赤松充子、故・田隅靖子、岡田敦子、故・神谷郁代、上野真、故・K.ビリンスカの各氏に師事。チェンバロを亀谷喜久子氏に、フォルテピアノをJ.トゥーマ氏に師事。京都市立芸術大学客員研究員。CoRe KYOTO芸術副監督。


https://tamaekawai.com/

芦田 かんな Kanna Ashida (Vibraphone & Marimba)


芦田 かんな  Ashida  Kanna

1993年生まれ、京都市出身。(2026年より、谷口から芦田に改姓。)

6歳よりピアノを、本格的な打楽器の習得を13歳より開始し、京都市立京都堀川音楽高校、京都市立芸術大学の打楽器科を卒業。在学時はライブパフォーマンスグループに所属し、美術家、アーティスト、ダンサー等と共演、即興演奏の経験を積む。卒業後はフリーランスの音楽家として室内楽を中心に活動。卒業後も継続して他分野との即興演奏に力を注ぎ、各地で様々なアーティストと表現を行う。近年はヴィブラフォンでの演奏活動に最も力を入れている。


23歳よりインドネシアの民族音楽であるガムランの習得と、ガムランを使用した現代音楽の初演や演奏を数多く手掛ける。サラマンカホール主催「ぎふ未来音楽展2020 三輪眞弘祭 -清められた夜-」(2020)や、サントリーホール主催「サマーフェスティバル2023」の《ザ・プロデューサー・シリーズ「三輪眞弘がひらく ありえるかもしれない、ガムラン」》等に出演。


「オーケストラ・プロジェクト2022」で、山内雅弘作曲「SPANDA Ⅱ~ヴィブラフォンとオーケストラのための」を初演し、會田瑞樹氏と共にソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団と共演。

會田瑞樹氏とのヴィブラフォンデュオリサイタル「空飛ぶヴィブラフォン」(2022年)では全作新作初演、ヴィブラフォン二重奏のみで展開されたプログラムを企画し、好評を得る。


京都芸術センターと共催の《谷口かんなファーストソロリサイタル「vib.」》(2023年)では三輪眞弘氏、竹村延和氏等、5名の委嘱初演を成功させ、会場は満員の盛況。

その後も定期的にソロリサイタルを開催し、ヴィブラフォン独奏曲の委嘱初演も続けている。


ロームシアター京都主催「 sound  around 003」(2023)にて日野浩志郎氏のコラボレーターとして参加し「Phase Transition」を初演。ドイツの「 Moers Festival 2025」に出演。


2020年4月~2022年3月まで京都文化芸術都市創生審議会市民委員(京都市文化芸術都市推進室)。

師事歴はマリンバと打楽器を、伊藤朱美子、小森邦彦、宅間斉、布谷史人、堀内吉昌、山本毅、ガムランをシスワディの各氏。

 
https://www.youtube.com/@kannataniguchi8671

福田 彩乃 Ayano Fukuta (Saxophone)


三重県津市出身、京都府京都市在住。

三重県立津高等学校を経て、京都市立芸術大学音楽学部管・打楽専攻を卒業。同大学院音楽研究科修士課程器楽専攻、博士(後期)課程器楽研究領域を修了。博士(音楽)。

修士課程では「サクソフォンにおける重音奏法の分類の可能性を探る」、博士(後期)課程では「サクソフォン演奏時に意識する日本語音節の違いによる音響的特徴への影響」をテーマに論文を執筆。

学部卒業時に京都市長賞、京都音楽協会賞を、修士課程修了時に大学院市長賞を受賞。令和三年度京都市芸術新人賞を受賞。

これまでにサクソフォンを尾家幸枝、服部吉之、國末貞仁、須川展也、本堂誠の各氏に師事。

NOK Saxophone Quartet ソプラノサクソフォン奏者。2016年よりプロ奏者によるチーム「SAX PARTY!」(音楽監督:須川展也)に所属。

平成28年度公益財団法人青山財団奨学生。一般財団法人地域創造 平成30年−令和元年度公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業秋田セッション派遣アーティスト。京都コンサートホール主催「Join us!~キョウト・ミュージック・アウトリーチ〜」第二期登録アーティスト。

京都市立芸術大学非常勤講師。

 
https://fukutaayano.official.jp/

作・編曲

池内 奏音 Kanon Ikeuchi (Composer)


現代音楽作曲家。

作風は「ポップ」と「怪奇」を両軸に展開し、アコースティック作品からVOCALOIDを用いた作品まで、アートとポップカルチャーの狭間を行き来する創作を行う。また、オペラの制作や他分野との協働にも積極的に取り組み、ジャンルや領域の境界を越えるボーダレスな表現を目指している。作品は日本国内のみならず欧州でも演奏されるなど、国内外で活動を展開している。稀に笙奏者としても出没する。サブカルチャーオタクで、好きな言葉は「天衣無縫」。


京都市文化芸術創生審議員として文化政策にも携わる経験のほか、2026年より日本芸術文化振興会プログラムオフィサー(音楽分野)に就任するなど、創作活動と並行して芸術の振興や発展にも取り組んでいる。

映画やオペラなど多様な形式の作品を手がけ、2021年には映画『ミュジコフィリア』に楽曲を提供。2023年3月には自身の作曲によるオペラ《押絵と旅する男》の初演をプロデュースし成功を収め、同年7月には自身の作品を集めた演奏会形式の個展「池内奏音個展 ボーダーレス回廊」を開催。また、ジャンル横断的な表現を試みる公演シリーズ「ボーダレス実験室」をプロデュースし、2026年6月には3年ぶりとなる新作オペラ《葉桜と魔笛》の初演が控えている。

京都市立芸術大学音楽学部作曲専攻を首席で卒業し、京都市長賞を受賞。同大学大学院音楽研究科修士課程(作曲・指揮専攻)を首席で修了。これまでに作曲を平井正志、十河陽一、前田守一、酒井健治の各氏に師事。平成30・31年度青山音楽財団奨学生、令和2・3年度京都南ロータリークラブ奨学生。


https://kanonikeuchi-comp.amebaownd.com/


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チケットのご予約(当日受付でのご精算)にも対応しております。
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竹内 直 Nao Takeuchi

(CoRe KYOTO Artistic Director)

沖縄県出身。沖縄県立芸術大学音楽学部卒業、京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程および博士後期課程修了。早坂文雄の研究で博士号(Ph. D Musicology)取得。専門は音楽学/西洋音楽史、とくに20世紀音楽史、近現代日本洋楽史。
大学院在学中に柴田南雄音楽評論賞奨励賞(2010)、京都市文化芸術奨励制度(2012、音楽グループ、JCMR KYOTO のメンバーとして)を受賞。
現在、京都市立芸術大学ほか非常勤講師

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